ANNEALED IRON WIRES

なまし番線

なまし番線とは


土木建築、産業廃棄物業などにおいて、足場、古紙、廃プラスチックの結束などに使用される、軟鋼の鉄線材(炭素の含有率が低い線材)に冷間加工を行った後、軟化のため焼きなました後に緩やかに冷却し、柔らかくした鉄線です。番線、なまし鉄線とも言います。一般的に、防サビ処理のメッキがされないので、表面にサビが生じやすいこともあります。太さが異なる様々な種類があり、用途が異なります。



当社のなまし番線の用途


古紙及び廃プラスチックなどの結束用なまし番線です。
主に自動圧縮梱包機(ベーラー)用のなまし番線を取り扱っています。

当社のなまし番線の特徴


  1. ① 品質の安定性と使いやすさ

    厳選した高炉メーカーの規格素材を使用し、自動制御の焼鈍炉により、抜群の引張強さと柔らかさとのバランスを安定しています。
    また、均一巻き上げコイル仕上げのため、絡みによる断線しにくい製品としてユーザーより高評価をいただいています。

  2. ② サビしにくいための加工・包装

    焼なまし工程で、なまし番線の表面に酸化膜を形成しており、普通の番線よりサビにくくなっています。
    更に、サビ原因の水分・湿気を遮断するために各製品には多層包装を施し、抗錆効果が大きく、サビによる商品価値の減少を少なくすることができます。または、サビが少ないため、ベーラーへの相性性も上げられ、作業効率も高くなります。

  3. ③ 豊富なラインナップ

    各種の規格(太さ・コイル重量)は、お客様のご要望に合わせてオーダーを承ります。

番手 太さ 50kg巻 100kg巻 800kg巻
#8 4.0mm
#9 3.6mm
#10 3.2mm
#11 2.9mm

※番線の太さ・重さはオーダーメイド可能。